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人事部のおばはん

ポンコツな人事部視点での日常のぼやきと、アラフォーのおばはんの雑多な日記。

有給休暇消化率について、悩んでみる

10年以上人事部で働いているクセに、いまだによくわからないことが多々ある、ポンコツです。

 

その中の一つ、有給休暇消化率について、悩んでみたいと思います。

 

有給休暇消化率とは

名前の通り、有給休暇をどれだけ消化できているのかを見る数字です。

厚生労働省のホームページから調べますと、平成26年で47.6%だそうです。

有給休暇消化率の計算方法は

算定期間中の取得日数計÷算定期間中の付与日数計×100

分母の付与日数計には、昨年付与されて残った繰越分は含みません。

47.6%というのは、その年付与された有給休暇の半分くらいを消費しているということですね。

また、この計算方法は

昨年付与された有給休暇で使わなかった10日を繰越していて、今年15日付与されて、20日取得したら

20÷15×100=約133%!!

100%を越えることがあります。

 

有給休暇消化率は数字が大きいほど良い会社なのか

ネットや雑誌の記事で、「有給休暇消化率トップ100社!」とか、「有給休暇消化率ワースト10社」といったものを見かけます。

算数のセンス、数字のセンスにかけるポンコツねずまんは、有給休暇消化率の数字が大きいほど良い会社なのか、社員が休めているのか、よくわからないんです。

 

勤続年数が短い社員が多ければ、数字が大きくならないだろうか。

有給休暇は、勤続年数が長いほど多く付与されます。平均勤続年数が短い会社は、分母の付与日数が小さくなるので、数字が大きくならないでしょうか。5日しか取得していなくても、付与日数が10日なら50%になります。

 

退職者が多くて、有給休暇を消化して退職する文化の会社は、数字が大きくならないだろうか。

退職する前に、全ての有給休暇を消化するのが当たり前の会社は、消化率が高くなります。社員は休めていますが、退職者数も多いのであれば、良い会社かどうかは考えものです。

 

有給休暇以外の休暇、夏期休暇や慶弔休暇がたくさんある会社は、数字が小さくならないだろうか。

皆さんの会社には、夏期休暇がありますか?ねずまんの会社にはありません。皆が好きな時に夏期休暇と称して有給休暇を取得してます。10月でも夏期休暇だと言って休めるので悪くはないのですが、有給休暇以外に夏期休暇がある会社より、消化率は高くなっていますよね…夏期休暇がある会社の方が、良い会社…ですよね…

 

有給休暇消化率だけを比べても意味がない

要するに、「社員がしっかり休めている良い会社」を知りたいのなら、有給休暇消化率だけを比べても意味がないですね。有給休暇の付与日数や、夏期休暇や年末年始のお休みの有無、勤続年数など、いくつかのデータを確認して、初めてその会社のことが見えてきます。ネットや雑誌の記事の見出しあたりをサラサラ〜とだけみて、わかったような気になってはいけない。そう改めて認識したねずまんでした!

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