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人事部のおばはん

ポンコツな人事部視点での日常のぼやきと、アラフォーのおばはんの雑多な日記。

ひとが得すると嫌な気持ちになること

仕事

ときに、ひとが得すると、その分自分が損したような、嫌な気持ちになることがあります。

そのことが、人事の制度や福利厚生を良くする時に妨げになることがあるんです。

 

住宅手当の導入のとき

ねずまんの会社は、手当というものがほとんどない給与制度となっています。気持ちの良い制度だと思っています。

手当がたくさんあっても、基本給は低く、賞与のベースが少なかったり、時給が低い会社もあります。また、家族手当など、本人の業務に関係ないことで手当を出すのは、私には好ましくありません。

 

しかし、学生の受けを狙うためにも(?)、新卒5年目までに住宅手当をつけようということになりました。金額としては2万円程度。

そうなると、手当のつかない新卒6年目は、微妙な気持ちになります。自分たちは貰えなかったのに。住宅手当をもらっている新卒5年目に、給与合計が抜かされる場合もあるかもしれない。自分の給与が下がる訳では無いけれど、損したような嫌な気持ちになります。

この嫌な気持ちは、想定の範囲でした。実際は、新卒6年目ともなりますと、業務は一人前にこなし、給与テーブルが新卒5年目より上にいるのが一般的。逆転現象はほぼ無いことは確認済み。

そのためか、住宅手当の導入にはほとんど反対の意見は届きませんでした。

 

リフレッシュ休暇の導入のとき

長く働いてもらった社員に、感謝や慰労として、5年間勤務ごとに5日間のリフレッシュ休暇の付与を決めました。

翌年からすぐスタートです。翌年で、ちょうど5年10年15年…勤務となる社員からリフレッシュ休暇のスタートです。

導入に取り組んだ私は、付与されるのは4年後だ…

さておき、このリフレッシュ休暇導入について、すでに5年10年と長く働いている社員が可哀想だという意見が社員から出てきたのです。

えっ?

長く働いている方、可哀想なんでしょうか? 

10年目以上働いている社員は、これから15年、20年働いてもらったら、都度リフレッシュ休暇付与されますよ?可哀想でしょうか?そんな意見は想定外でした。

 

文句言うなら、リフレッシュ休暇の導入やめるわよ!!と言いたいところですが…

 

住宅手当は、新卒6年目になればもらうチャンスもありません。新卒5年目までの社員はラッキーだな、ずるいなあと私だって嫌な気持ちになるでしょう。

リフレッシュ休暇は、自分が勤続20年だったとしても、勤め続ければ貰うことが出来ます。勤続5年程度で貰える人がずるいなあと、嫌な気持ちになる…もんなんですかね⁈

 

だからといって、リフレッシュ休暇導入そのものを反対していたわけでは無いため、無事に導入出来ました。

 

ひとが得すると、自分が損したような嫌な気持ちになる。

そのことは想定し、新しい制度の導入は検討しています。

しかし、想定していない反対意見が出て、気持ちが折れそうになることもあります。

…ええと、やっぱり今回もアレですかね。やっぱりたまには人事部に、ありがとうを言って欲しいという記事ですかね!!

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